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9/26/2010
無料素材! 海外のストックフォト
編集でも、ときおり何でもないクリップアートや写真が必要になる事があります。
簡単なものは自分で撮っちゃう!と商用利用やら著作やらを何も気にせず
楽なのですが、何となく隙間があって写真を入れたい、しかし時間もない!
なんて時には「完全無料」の写真があると非常に助かります。
たとえば
http://www.public-domain-photos.com/
You may use these images for any purpose, including commercial. But if some photo contains logos and products you need to be careful. Using someone else's trademark commercially can get you sued.
仰る通りで、気をつければフリーで使える。
海外の無料ストックフォトは、なかなか(これをのせるのか!と驚く素人写真も
あったりしますが、すごくプロっぽいものもありこれまた驚きで)使えます。
3/22/2010
海外で働くとこれってどうなるのかな?
日本では春闘も終了。ニュースを見ていると、
心から春を楽しめる結果にならなかった企業も多いよう。
イタリアも不況のための解雇など、明るくない話題…残念ながら多いです。
職を失うのが怖かったと、産まれたての赤ちゃんを殺してしまった女性の
ニュースもありました。他に方法もあった筈なのに何故?と思うのですが、
その時のその女性の精神状態・環境がどうだったのか、
新聞記事だけで察するには計り知れないものがあります。
会社が倒産した…という知人がいます。彼も事実上解雇(失職)となってから
まずは本職探しに時を費やし(良い返事ももらっていたようです)
それをしながらもバイトでパソコン講師などの副業を定期的にしています。
いつみても余裕がある…。退職金がかなり出たのも確かですが、ポジティブな
性格が経験をステップアップにつなげている感じがとってもします。
最近はいろいろ自分でプロジェクトを立ち上げ、前職で培った人脈を通して、
仲間でネットワークを組み“人材派遣”のような仕事をはじめたそうです。
仕事のできる人、前向きでパワーのある人は不況にも負けない。良いお手本です。
日本の年金、どうするか?
さてさて、色々なきっかけで、日本を出て海外で働こう!と準備している方や
すでに働いている方も多い事でしょう。
なので時折“ちょっと気になる細かい海外情報”を書いて行こうと思います。
今回は年金。イタリアの年金も、高齢化による危機を迎えていると言います。
イタリアに来てからぼちぼち5年。まだよくこちらの年金制度が
恥ずかしながら解っておりません。調べてもいまひとつ納得いくまで
に至っておりません。しかし、これだけは今確実だという事を下に
ちなみに、こちらで年金について人に聞く場合、年齢によってかなり状況が変化しますので、これまたあてになりません…。
私がイタリアに来た理由は、単純に旦那さんがイタリア人だからです。
“だったら旦那さんの給料から奥さんの年金も天引きされるんじゃ…。
扶養家族になってしまえば楽勝ではないですか!”と 言われるかもしれませんが、
イタリアの年金は、そういった便利な制度はありません。
(日本でも年収が130万を超えると扶養家族とはなりませんが…。)
なので、年金を将来受け取りたい方は、自分でいくら払うか決めて
申請しなければいけないのです。
http://www.inps.it/Doc/casalinghe/
上のサイトは、Istituto Nazionale Prezidenza Soziale(INPS・全国社会保障保険公社)
のページです。15-65歳の人で、無報酬で家族のために働いてる人、パートタイムや
契約毎で働いている、失業中、生活保護を受けていない人…色々条件はありますが、
自分で入りたい時に、年間の支払い金額を指定して、何歳でおおよそ受け取るかを決めて
払い込む事になります。
ちなみにシュミレーションもできます。
http://www.inps.it/Doc/casalinghe/esempi.asp
年金…。ところで私はどうしているかと言いますと、日本の国民年金を
支払い続けています。
大学を卒業してすぐに働き始めたので、10年以上、
いえ…大学時代も両親が、しっかり払ってくれていたのでもっとですね、
国民年金 or 厚生年金を払い続けて来ました。これは続けないともったいない。
海外在住でも親(代理人)の住所が日本国内にあるので、日本に住んでいる時と
同じ条件で払い込む事ができます。
※一時的に海外に来た当初、転出届けを出して年金の支払いも中断していました。
将来どちらに住むのか…収入は…など、どうなるか解らない事ばかりでしたので。
結局4年間払っていなかったのですが、2年までは遡って納入することが出来ました。
この2年がどう将来響くのか、今の年金計算での額とその頃は変わっているかも
しれないのでこれまた未知です。取りあえず海外で一歩を踏み出す方、
年金はよく考えてから払い続けるか、腹をくくってすっぱりやめるなど
しっかり検討して、しかし潔く決められる事をおすすめいたします。
日本でフリーの方って年金どうしてるんだろう?と、ふと思い、
“国民年金 家計 作家”のキーワードで検索をしてみました。
すると、何と大学時代からの友人の絵本作家・田中清代さんの主催する
ブログがヒットしました。
いままで見た事がありません。私の守備範囲が狭いのかもしれませんが。
※本文中の写真は、近所の湖のカモメです。春になり、更に元気に飛び回っています。
2/22/2010
イタリアの白いトラ
世界に数百しか存在しない希少なホワイトタイガーが、
イタリアにいるってご存知でしたか?
北イタリア、città altaで有名なbergamoのvalbremboと言う街に
ひっそりしかしとっても有名な自然公園“ LE CORNELLE”があるんです。
最近美術館、博物館ネタとはごぶさたなので、同じ公共施設という事で…
そしてイタリアにしては、さらに「公園」にしては、素晴らしい設備と清掃
に感動!これはもう、はりきって紹介いたします。
ご覧の通り、住宅街のど真ん中。
オウムやインコは放し飼いですが、大丈夫なんでしょうか?
おそらくイタリアでは一番設備の整った自然公園。そして今も新しい象舍、熊舍が完成
したり、動物達の出産も頻繁で、檻には大きな青(男の子)ピンク(女の子)の
誕生を知らせるリボンが頻繁に見られます。ちなみにイタリアでは人間の赤ちゃんが
やってきたお家には、リボンを飾る習慣があるので、つまり人も動物もここではおなじ
と言う事なのでしょう。キリンの人口授乳にも成功し、その実績がみとめられています。
この自然公園、噂には聞いていたので、ふっと晴れた20日土曜にいきなり行ってみました。
全体的にお客さんは少なかったのですが、キャンピングカーやスイスのナンバープレートの
車も駐車場にあり、やっぱり有名なのねと実感。
ここは金網がある!トリピカルゾーン。7000平方メートル、14種の動物がのびのび暮らすトロピカルゾーン。ワニもいるそう
なのですが、寒すぎたのか…出てきませんでした。
トロピカルなだけに滝も。白い珍種はトラだけではなく、2006年にはホワイトライオン(il leone bianco)
…歯磨き粉を連想してしまいますが白いライオンも登場。世界に200頭程しか
いないめずらしいライオンです。写真はホワイトタイガー。午後2時頃でした
ので、眠かったかな?何度もあくびしてました。
これでもかっ!とアクビ。そしてベネット・カンガルー(ワラビー?)のアルビノ。
アルビノだと思うのですが、寝てばかりいて特徴の赤目はみせてくれません。

そして白サイもいます…これは珍種ではないですがワシントン条約で保護された
貴重な動物ですよね。
住宅街にサイ。面白い光景。要所要所に赤ちゃんのおむつ替え用トイレ、滑り台などの遊具、ベンチにテーブル、
売店、そしてレストランもあり、家族連れにはうれしいかぎり。
この日はセルフサービスレストランのみの営業でしたが、安い!なかなかうまい!子供用の
椅子、温め直すための電子レンジも設備され、清掃も行き届いています。
あたたかいパスタ(ラグーのニョッキ、サルビアとバターのラビオリ、トマトソースのペンネ
が本日のメニューでしたが、悩んでいたら一皿に3種類盛りにしてくれました!)が5ユーロ
以下で美味しく頂けちゃいます。セコンドの肉などもバーベキュー風で美味。動物に囲まれて
肉食…もなかなか勇気がいる?かもしれませんが。
キリン、シマウマ、象、ヒョウ、フラミンゴ、カバ、ラクダなどなど
主要な動物はほとんどここで見る事ができ、子供は走り回って動物に歓声をあげ、
時折滑り台やブランコでいっぱい体を動かす。大人もベンチでくつろぎながら
ゆっくり一日過ごせる。入場料も10ユーロですからそんなに高額ではありません。
今はシーズンオフですが、夏が近づくと、子供達がクラス単位で見学に訪れるとの事。
予約団体には専門のスタッフが解説をしたり…と教育体制も整っています。
新築の熊舎では、やはり昼寝のくまさんが。立っているみたいですが壁に沿ってきれいに横たわっている様子です。
早春というか晩冬、雨続きの中突然現れた青空。ほほに当たる風は冷たいけれど心地よい暖かさ。
人も動物もちょっと眠たくなる気持ちの良い午後でした。
観光ではちょっと足を伸ばし難い動物園。でも、もしベルガモ観光に来られる予定が
ある、更に一泊しちゃうなんて方にはとってもおすすめ!これこそ穴場でございます。
parco faunistico LE CORNELLE
http://www.lecornelle.it/lecornelle.htm
※PCの音量を高く設定している方は、あらかじめボリュームダウン
してからご覧になる事をおすすめします。
1/21/2010
こんなオフィスで働きたい?!
引っ越しの話から一転…
Case da abitare の12月号に、Facebookのシリコンバレー本社を取材した特集がありました。
斬新だけどのびのびとした広い空間。働いているのは20、30代の若い方々だそうで、その個人個人を大切に平等に扱う、その姿勢が解放感あふれるストレスのないオフィス作りに反映されているよう。建物自体は60年代のコンクリートの建物、あのHP(Hewlett Packard)のリサーチセンターだったそうです。
オフィスは会議室、リラックスゾーン、キッチン、スポーツが出来る空間で構成されていて、
人に愛される、好まれる空間。仕事に従事する個人がちょいと自分を感じられる空間を意識しただけあって、その通り、どこも明るく見通しがよい。広いのでスケートボードや自転車で社員の方々は移動したりするよう。アメリカですね〜。
↓こちらのサイトで太っ腹な事に、記事も写真も見る事ができます。
http://atcasa.corriere.it/Tendenze/Se-ne-parla/2009/12/03/facebook-uffici.shtml
Facebookオフィスも色が効果的に使われています。自分の賃貸の家に当てはめる事はできませんが、強い色の家具や壁でも、リラックスできる空間ってあるわけです。参考になりますね。
しかし…
Facebookは危険だ!と。
最近、新聞記事などで、Facebookの危険性を扱ったもの、批判的な政治家のコメントなどが目立ちます。
これは10月の記事でちょっと古いですが、画像があって解りやすいので。
http://www.corriere.it/politica/09_ottobre_21/alfano-indagine-sicurezza-premier-facebook_5ebd09b0-be59-11de-9bc2-00144f02aabc.shtml
“ベルルスコーニを殺せ”なんていうけったいなグループがFacebook上に現れ、ローマ検察当局が捜査を開始したと。いう記事です。
そして昨年12月、ミラノで大聖堂のミニチュアを首相に投げつけるという事件が起こりました。犯人は精神を煩っている男性でしたので、このグループらとはまったく関係ないのですが、恐怖ですよね。公にネット上で見える形で、こんな相談うってる連中がいるとしたら…。
とりあえずこのグループにはアクセス出来ない状態になっているようです。検察はグループに名を連ねた人物の個人情報を公開しろとFacebookに要求したようですがどうなったんでしょうか。
日本にもFacebook、上陸とのお話ですね。いろいろネット上の交流手段も選択肢が広がってよいと思いますし、大学の同窓会名簿みたいな形から、これほどの成長を遂げる例をつくったFacebookもすごいと思うのですが、変な考えの人とつながる可能性もある…ことを、覚えて使った方がよさそうですね。
1/20/2010
引っ越しをしよう!と壁の色。
〜イタリア引越し事情うんぬん
この春、引っ越しをしようかと。
引っ越すと言っても勿論、持ち家ではございません。賃貸です。
イタリアでは(と南北ひとくくりに言ってしまうのはよくないのですが…)賃貸の場合、
ほとんどが家具付きのお家です。
しかし家具付きは良い所と悪い所が。
入居後すぐに生活が始められると言う点では、家具付き魅力的です。
趣味の良いアンティーク家具が程よく配置されていて、使えるキッチンがついてる
ぐらいなら良いのですが、今まで見た中で(予算のせいもありますが)そんなに
都合の良い物件や趣味の良いオーナーって…ないものです。
余計なデコレーションや自宅にはきっと置けないけど捨てられないと思われる
高そうだけど機能的でない家具、子供がきっと割っちまうであろう微妙な骨董品、
価値がありそでなさそな古ぼけた油絵なんかが廊下にかかっていて怖かったりする部屋。
新しく内装もして、印象の良い部屋なんだけど、家具はなんだか予算を削って
IKEAでそこそこのものを買って、他量販店でランプを買い足してなんとかしちゃった
のね。という出来合い感が漂う部屋だったり…。
今の家は、リホーム中の時に入居を決めたので、家具もなく、更にキッチンもない
(家具付きでない場合は、キッチンもない部屋というのがこれまた結構多い。
日本で賃貸だとキッチンだけはついていたと思うのですが。)
状態でした。自分たちの好きな様に出来たのはよかったのですが、
天井裏のお部屋なので、天井の高さが場所によって違い、家具選びには困りました。
そしてキッチンフルオーダーだったので、安く収めましたがそのときもらった
お仕事1本分がキッチン代で消えて行った記憶があります。
注文しても即日配達即日組み立てなんて無理な話。
入居後、キッチンなし生活を1〜2週間ぐらい送ったのですが、電気コンロと電子レンジで
なんとか乗り切ってしまいました。まさに室内キャンピング。それも良い思い出です。
まずは壁の色から!
今回は物件2件を見たのみ。2件目が、ありがたい事に紹介して下さった方のおすすめ通り、なかなか良い部屋、良い立地、良いオーナー。
何より夫の以前からの希望、“木の床”だったので、それだけでほぼ即決となりました。
家具もキッチンもついているのですが、家具はオーナーがいらなければ取っ払ってしまうから!っと
快く言ってくださいました。これで私らの作業テーブルも問題なく入ります。
とはいへ入居はまだ数ヶ月先。その数ヶ月の間に、バルコニーの修理と壁塗り職人(大家さんの知人ですが)が入る訳です。
ちなみにこちらでは壁塗りは家によっては一年に一度行われたり、「ビアンカーレ(白くする)」と聞くと壁塗りねってピンと来るぐらい、日本で言うすす払い(古い?)的なポピュラー行事と言えます。でも引っ越し先は3年は塗り替えていない様子。
壁、今は微妙なベージュです。ベージュって無難ですが、部屋の印象を暗くしてしまうそうですよ。光の反射、吸収率の問題だそうですがそんな難しい事はさておいても私もパステルカラーと呼ばれる白をまぜたぼんやり色を壁にして生活するのは気が進みません。そこで…
引っ越しを決めてから数日、色の事ばかりを家族で考えていました。
週末足をのばしたスイスで、こんな色の収穫が…

白・赤・青でフランスの国旗みたいですが、街角、曲がり角同士の建物で色の組み合わせが良い感じで構成されていると、モンドリアンってすごいなと思ったり。狭いキッチンの一部を赤にしたいと思っているのですが、こんな赤ならいいかもしれません。そして、リビングの壁にこんな深い青。そして廊下はこんな(ゴミ箱の)緑。
四角い部屋の3面を白、1面だけに色を置く。そうすれば部屋の印象も強い色にそれほどは左右されません。部屋に寄っては窓のふちの空間だけ、色を置いてみようかなと考えたり。
「赤・青・緑…って、どんなちぐはぐな家にするんだろうね、この人達は!」っと思われてしまうかもしれませんが…後日写真を掲載いたします。その上でご判断を。「ああ、やっぱり!」だったりして…。
家具はどうするかね?
家具は、つまらない事に今ある物を最大限に利用します。しかし、置き場や塗装や組み合わせをかえればかなり変化するわけで。
イメージするには散歩しながらインテリア専門店をのぞいたり(のぞいて配置や組み合わせ、色を盗むのは勉強のひとつです。)
もちろん雑誌などにも目を通したりします。そこで相棒の電車通勤の友、定番“ABITARE”の“Case da abitare”12月号をパラパラと見ていた所…興味深い特集がありました。
話題が変わるので次回に…つづく。
1/10/2010
白い街
なんじゃこりゃ?
快晴の陽光を受けてきらきらと
その白いつぶつぶは光っている。
何でも触りたがる年頃の長男は
さっそく手をのばす。
「じゃかやかやか…」
というような言葉を発しながらさわさわ。
(言葉の発達途中なので、色んな言葉らしきもの?が出て面白い。)
「じょこよこよこ…」
とつぶやきながら、足でザリザリけってみたり。
で、それが何だったかと申しますと…
新聞Corriere della Seraにも記事がありましたのでリンクしてみます。
http://milano.corriere.it/milano/notizie/cronaca/10_gennaio_4/piano-neve-sale-spargisale-maltempo-de-corato-1602240719044.shtml

塩ですよ。 お塩!
寒さで道が凍結しないようにと
ミラノ市が撒いたものです。
クリスマス前に大雪が降った際、
この街はどこも道が渋滞したり
交通機関が遅れたり何ダリで大変な
騒ぎになりました。
そんな事にならない様に、市が5cm程の積雪に…という
予報に異常な程敏感に反応。
凍結防止の塩を事前に
(結果は雪もちらほら程度でそれほど
天候も荒れなかった!)
がんがんまいたのでした。
Risultato: il cloruro di sodio ha iniziato subito a corrodere e mangiare strade e asfalto.
結果として、塩化ナトリウムは雪よりもしっかりと、ミラノの歩道を覆い尽くしたのでありました。
何事にも対応が遅かったり、工事も遅かったり、手続き事にはとかく時間がかかるイタリア。
珍しく先手を打てば、はかなく響かなかったりして。
撒かれたけど目的通りの役目を果たせなかったお塩さん達。ああ、勿体ない。
うちの長男の遊び相手になる…だけでは元は取れないでしょう。
パスタを茹でるのとかに使えれば良いんですが…。
1/09/2010
サンタを見た。
先日、散歩をしていたら
マストにくくりつけられているサンタを見かけた。
カモメが知らんぷりで飛び去って行く。
寒いだけに、そしてクリスマスが過ぎ
新年を迎え、学校もはじまり
街は普段のリズムを取り戻しているのに
何だか非常に寂しい光景なので、
はやくこのヨットの持ち主さんが
サンタ氏の仕事を終えさせてくれる事を願う。
12/11/2009
とぅいってるっ〜Twitter〜てなあに?

Twitter人口が随分増えて来た様ですね。
ではイタリアでは…
「Twitterやってる?」と試しに誰かに聞いてみましょう。
「え?何?」
「T・W・I・T・T・E・R ツイッターだよ。」
「とぅいってるっ?なにそれ??」
「…」
思うに8割以上こんな返事が返って来るのではないでしょうか。
普及してない…というかSMS(ショートメッセージ)が普及してる
からそれで済む、イタリア語版を出す必要性を感じる人がいない、
そして…
つぶやくのになれてない…
独り言も一人で言わない…
スーパーで買い物してても知らない人から
「これちょっと品切れ?こまったわよねぇ?」
とか話しかけて来たり
オモチャの前で泣き叫ぶ子供のパパが、
「あれはまだ彼の歳じゃ使えないよ。ね?」と
突然同意を求めて来たりする事もしばしばある…
そんな国民性もあるのかな。
(※写真は日本最初の携帯電話!一時帰国した際にNTTdocomoR&Dセンターを見学しパチリ。
昔はこんなの担いでたのね…コミュニケーションツールの進化には目覚ましいものがあります。)
ともかくそんなイタリアですが、Facebookは数年前に爆発的に広まりました。
若者から中高年まで、なぜかがんばってプロフィール登録!友人知人に招待メールを送りまくっているようでした。
友達のつながりが一目瞭然で確認出来るのが面白い事、そして有名人、特にイタリア首相Silvio Berlusconiなど
も登録があり(今見ると何件もありすぎて本当かどうだかは定かではない)、皆いやがってたりする割にはどっかで
繋がってるかしらと興味津々。
Facebookをつかった嫌がらせなどもあり最近は問題になったりもしているようですが、ともかく
友達とつながってるっていう意識が国民性にマッチしていたのかもしれません。
やっぱり本場はアメリカなのね
先日、アメリカに旅立って行った友人の神父様にたまには手紙を出そうと思い、宣教先の本部をネットで検索。
すぐにホームページを発見。便利な世の中です。
宣教会だから地味なページと思い込んでいた矢先、見ると…なかなか素晴らしい。
思い込んでてごめんなさい!…と謝りたいので紹介したいと思います。
素晴らしいといってもデザインとか機能性とかそういう事ではなく…とりあえずリンクします。
興味があったら見てください。
このページ↓(PIME Missionaries カトリックの宣教会です。)
http://www.pimeusa.org/contactus.html
Connect with PIME
facebook, Wordpress Blog, Twitter, YouTube, 4marks
ホームページ自体は全てのページがほぼスクロールなしで見られる程簡潔。
でもさらに見たい人は自分が使っている、使い慣れているコミュニケーションツールでこの宣教会の活動を
確認したり、コンタクトを取ったりする事ができるという。
カトリックの国イタリアなのでこちらでは問題ないのですが、日本だと宗教関連をあまり書いてしまうのも
色々よろしくないかと思うので内容などは書きませんが、大変シンプルでありながらコンタクトはとても
取りやすい、どう考えても「どこに連絡すればいいんでしょうか?」という問合せはないであろうという
ホームページ本来の目的をしっかりはたしたページ。
ついつい目を引くデザインとか、フラッシュとかいんたらくてぃぶ〜とか考えて
かっこよすぎて何処をクリックしたら会社概要や連絡先が出て来るのか謎だったり、
技ありで軽くしたといってもやっぱり重いページを作っちゃったりしがちなWebデザイン。
原点+α で、生きたページにするには、これぐらいマメに見えないけどマメな配慮、外部ツールの使いこなしを
しとくべきなんでしょうね。お見それしました。
Twitterもfacebookもそういえばアメリカ発ですものね。
こういう事はさすがだわアメリカ…。
そんな事を言ってる割に私たちは…
エイクエントさんのメルマガ、“エイクエント クリエイターズマガジン”、最近は担当の宮崎さんの
Twitter関連のお話が多く、質問受付Twitter経由のみのシンポジウムの話題などもあり、
ふーむTwitterねぇ〜と思いつつ見ておりました。
興味本位でアカウントを取ってみたものの、つぶやく行為に慣れなくて放置…
していたところ、随分ご無沙汰をしていたreset-N脚本家の夏井さん(宣伝になるから名前載せます)
からフォローが来ました。メールアドレス変えたのになんでだ?と思った所
どうやら色んな角度からフォロー検索が出来る様で…。そういえばmixiの時も
招待メール来てたな(これも面倒で…登録するも放置抹消。)と、新しい時代物を
どんどん使いこなせる人はすごいわと感心。
真似してユーザー検索をしてみた所、おっ、イタリア人の知り合いにもヒットしました!
建築やっている人やクリエイティブ系の方はとりあえず試しているようです。
しかし…全員写真登録をしていない…と言う事は…
やっぱりイタリアではTwitter、まだまだですね〜。(と、自分の事はこの際棚にあげてしまいましょう。)
12/09/2009
何者?!

寒くなってきましたね。
うちの近くの山も、そろそろ雪化粧。
こちらイタリアでもインフルエンザの
予防接種、けっこう皆さん受られるようで、
かかりつけのお医者さんの診察所の待合室
はいつも満員御礼。
予防接種を促すテレビコマーシャルに、
こちらではトッポジージョが登場。
政府も力入れてます(?!)しかし、
日々の報道や注目度からいって、ジージョ様
があえて呼びかけなくてもワクチンは
どんどん不足していってるようです…が。
景気回復といいつつも、クリスマス商戦もいまひとつ振るわない感があり、寒い話題が
多い今日この頃。寒い中で懐よりもお腹が寒い思いをしているファミリーが、私たちの近所に居る事が先日発覚!

安かったのでよしよしと一箱購入したみかん。
置き場所に困って寒いベランダにとりあえず放置。
日々結構な勢いでなくなっているので、うちの家族は
ちゃんとビタミン摂取しているなぁと思っていたところ…
小さく、器用にくるんと細かくむかれたみかんの皮が
雨戸の隙間に散乱… 何者!!
そういえば、少し前から
明け方に屋根をととととっと走る音がしてました。
階下のネコにしてはずいぶん身軽だと思ってたけど…
私たちの今の住まいは(勿論賃貸です)屋根裏部屋を
改良したスペースです。屋根裏とは、貧乏アーティスト
に大変ぴったりなシチュエーション。イタリアではmansardaと言い、好んで使う人もいればやっぱり狭いと
いやがる人もいるお部屋。しかし3部屋にキッチン、バスルームと結構充実。十分暮らせます。
そんな部屋だから屋根でガタガタ何かが動けば、ものすごく良く聞こえるのです。
さて、その“何者”、姿は確認できませんでしたが、どうやらリスの仕業。リスが出る家なんて
この歳になるまで住んだ事ありませんでした!
へぇ〜と思いながら、残った6つのみかんも放置。毎晩ひとつづつ、律儀にきれいに持って行かれました。
今は、また何か置いてあげるべきか…悩んでおります。
この寒空に空腹はリスも辛かろう。と。
…リスでない他のケダモノだったら…どうしよう…ぞぞっ。
11/20/2009
イタリアの祝日と請求書が届かない理由 其の弐
不運にも開いていた近くの窓から外に放り出されたとか!

日本では有給休暇取りにくいって11月の
“其の壱”の記事に書きました。
親が危篤でもプロは仕事を休まないなんて話も
聞いた事があります。責任感の問題ですかね?
特に個人事業主は考える問題なのかもしれません。
ともあれ、日本で働いていた時は、
「人に許しを請う」事を恐れていました。
許してと言う前に「すみません!」っと先手を打った事もしばしば。
でも、自分の判断で正しい事をした場合は
“許してもらう”必要って実際はないんですよね。
理由がある。
説明して納得してもらうというのは、
許しを請うとは違う。
(写真はミラノのショーウィンドウ。もうクリスマス商戦真っただ中!クリスマス休暇は勿論あって当たり前の休暇でございます。)
人に迷惑をかけては(特に仕事先なんて自分にはねかえってきますから)いけないのは当たりまえなのですが、
“君がこれを今日ここまでにやらなくては駄目”という仕事でも、チームワークやフォローで抜け道があるときもあります。
理由を言って納得してもらう確率は、実際イタリアも日本も同じかもしれないと思うのですが
日本では、理由を言う=許しを請う=恥をかく(あえて書いてみると嫌な構図です。)
という感じで、おおいにそれを避けていたので、相手の反応を見る機会を逃していたかもしれません。
よく外国人はごめんと言わない。という話を聞きます。
その通りだと思うのですが、ごめんを言わないかわりに“理由”をどんどん言って相手を納得(許してもらう)
させているのは日常よく目にします。潔くないといったらそれまでですが、その方が良い場合も。
また、“ボクのせいじゃない”という言葉もよく耳にします。
これはまだちょっと慣れません。日本じゃ子供以外からは滅多に聞かないフレーズでしたので!!!
さて、請求書の件は、その社長のお話を聞いてみな納得。逆に同情、機会があったら
皆さんのためにお祈りをしましょうという感じで一件落着でした。
11/06/2009
イタリアの祝日と請求書が届かない理由 其の壱

11月1日は諸聖人の日で、イタリアでは祝日となる。
しかし今年その日は日曜日にあたってしまったので、
どうかしら?と思ったら、学校に勤めている夫は翌日お休みしていた。
どうやら振替休日になるらしいねっと思い、聞いてみると
“2日も死者の日だから休みじゃなかったっけ?”と言う。
死者の日は日本で言う所のお盆のようなものなので、
先祖のお墓参りが欠かせない。
先週近所の墓地の近くを車で通ったら、案の定、
少々渋滞していました。
しかし、近所の商店もスーパーもすべて通常営業なので
あれっ?と思ったら、
休みなのは学校だけらしい。うーん。
(イタリアのお墓参りのお花も菊がメイン。でも写真の花は近所の公園で摘んだものですが…)
何だか良く解らなくなって来たので、イタリアの祝日を、もう一度見直そうと思い検索をしたら、
産経ニュースの【外信コラム】イタリア便りの2009年1月の記事が
ヒットした。
記者の署名が、イタリアの文法を日本語で学んだ人は必ず持っている
“現代イタリア文法
読んでみてまたビックリした。日本の祝日がイタリアのそれの倍以上あり、
タイトルはダイレクトに“怠け者の国?日本”となっている。
イタリア人は長期のバカンスを取ることで、何だか日本人にうらやましがられて
いる感がするのだが、それは有給休暇の正当な消費だからという事で関係なし。
祝日を制度で増やし、国が国民を怠け者にしたのだという締めくくり。
むむっ。私の回りには祝日もフル活動してる日本人が多いので、怠け者と言われて
もあまりピンと来ませんが。特にフリーで働いてる人は、カレンダーはあまり
関係ないので、イタリア人も日本人も家族サービスを除いて、自分の時間を
割いて内職したりしています。各家族の経済状況の違いも勿論あると思いますが…。
なぜ来ない?請求書
性格の違いというのもあるといえばある、有給休暇、病欠の取り方。
日本って何だかこれが取りにくくって、体調悪くても健康ドリンクで風邪薬を
流し込み、無理に会社に行って風邪をこじらせたりする人多くないでしょうか?
(私はこれでこじらせないで、治っちゃう幸運な体力の持ち主でしたが…)
祝日が減ってもいいから、病気の時は必ず休む法律を作った方が良い様な
気もしちゃいます。
イタリア人は結構ちゃんと休養する人多いですよ。言うなれば当然の権利なので。
所で、自己都合ってどこまで許されるのでしょう…
先日入稿を終え、印刷もあがって来たので、もうそのお仕事は記憶から
納品先からのこんなご連絡。素晴らしく丁寧にそして慎重に
10/25/2009
かの有名な詐欺に出会ってしまった。その弐
(ま、当たり前ですが)
新品とこれぐらいしか変わらないから100
ユーロはまけてよ”というしっかり者や、
と言いながら、こまめにお断りのメールを出し
たりしている夫。
みたら、どんな反応が帰って来るか、今様子
を見ている所だそうです。
売りの時期を逃さないようにがんばっていた
だきたいですね。
※写真は売るPCではございません。
赤ちゃんとパソコンというタイトルで写真を撮ってみようと試んだのですが、
…いいカットが産まれる前にパソコンをぶっ壊されそうです。
10/20/2009
かの有名な詐欺に出会ってしまった。その壱
クリエイターと呼ばれる職業の方は、きっとネット環境の充実したオフィスや自宅でお仕事をされている人が多い事でしょう。
色々あって他国に置き去りのスズキさん。しかし保育園の送り迎えや買い物、仕事と車なしでは生きて行けない環境の私たち、夫は何と1日で次の車を見つけて購入してしまいました!!勿論そんなに急に資金調達なんて出来ませんから、格安でなるべく状態の良い中古車、なるべく居住地から近い販売者を探したとの事。
でもって、現在の私たちの車、白いスズキIGNISさんがやってきました。
9/23/2009
2009.09 ミラノで無料の美術館!



4/01/2009
2009.04 国境の美術館

日本語記事は、http://blogs.aquent.comへ !
MUSEO DELLA ZONA DI CONFINE - m.a.x.museo・2/2
Giocattoli didattici…cosi si chiamano. provando a giocare con questi giocattoli di legno, non sono riuscita a capire subito come si gioca. Ma toccandoli tante volte piano piano mi viene l’idea del gioco. Forse questo è grande merito del giocattolo di legno?! Tu giochi con loro giocando prima trovi come si gioca poi sviluppando la tua idea, ti viene ancora voglia di giocare tante volte con loro. Comunque in quel momento mi sono concentrata nella ricerca del gioco, prendevo i giocattoli uno per uno, giravo combinavo con un altro pezzo…a un certo punto ho sentito qualcuno che mi chiamava…erano mio marito e il mio piccolo! Anche loro giocavano tantissimo ma quasi distruggendo un giocattolo di canna da pesca! Hanno girato il mulinello nel verso contrario e la sua lenza un po’ si è impigliata tra il mulinello e la canna. Sistemandolo ho visto che il mio piccolo quasi metteva un altro gioco nella bocca sbavando… accidenti!… vuol dire che il modo di giocare è diverso in ogni età.
Nella mostra permanente si possono ammirare i tanti capolavori (ancora adesso sentirai la sua sensibilità originale) di Max Huber e le foto documentarie. Anche c’ è una sala dove è stato ricostruito il suo studio in cui si può sentire realisticamente come sono nati migliaia di capolavori. Se sei proprio una persona fortunata, potrai incontrare e sentire la sig.ra Aoi Huber che è fondatrice del museo e figlia del famoso graphic designerTakashi Kono. Comunque qui si trova l’ambiente perfetto per conoscere il mondo di un grande designer.
Da Milano a Chiasso si può arrivare facilimente con il treno. Questa primavera, se venite a Milano per vedere il Salone del Mobile, se trovate un po’ di tempo, senza pensare troppo andate a Chiasso!
3/01/2009
2009.03 国境の美術館

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MUSEO DELLA ZONA DI CONFINE - m.a.x.museo・1/2 (il nostro sogetto che è si trova in svizzera italiana. quindi sta volta scrivo anche l'italiano)
Viaggiando qualche volta i paesi in cui abbastanza vicini a noi, abbiamo scoperto alcuni musei interessanti che esistono proprio nella zona di confine. Per questa scoperta, scriviamo un po' di volte sui Musei della Zona di Confine!
Per il primo vi informerei di un museo che se sei un designer, non puoi perdere: è il m.a.x museo a Chiasso in Svizzera. E' il museo di un famoso designer (come un simbolo del 20mo secolo) Max Huber, qui si possono vedere i suoi lavori e si può conoscere la sua vita. L'edificio del museo è molto semplice e riconoscibile. è pulitissimo, bianco e rettangolare. Davanti vi è un spazio bianco, bianco di cemento, tutti questi elementi fanno risaltare ancora di più i colori del logo di max sulla porta di ingresso.
Questa volta siamo venuti con il nostro bimbo di 11 mesi per vedere la mostra "Collezione di Giocattoli", è una esposizione dei giocattoli artistici di legno. E' veramente meravigliosa la quantità di variazioni che esistono! Ognuno giocattolo ha diversi disegni o movimenti o modo di giocare mantenendo sicuramente il vantaggio (tenero, caldo, colore ecc)del materiale, come se fosse una piccola architettura. Nell’atrio ci sono i giocattoli che si possono prendere per giocare liberamente, anche noi naturalmente ci giochiamo!....ma...
2/01/2009
2009.02 レオナルドのエコ・ムゼオ
夢の完全エコ
“100人乗車可、騒音ナシ、燃料費ゼロ!”現在の不況+エコブームの世の中にそんな乗り物があったら大ヒット間違いなし。でもそんな都合の良い乗り物なんてあるはずが…あるっ!それもおよそ500年前に考案された乗り物で、今も実際に使われているのです。※但し水路限定でございます…。
地元の足として活躍、500年前のアイデア
イタリア・ルネッサンス期の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ。最後の晩餐やモナリザ、日本でも2007年上野国立博物館で公開され50万人以上の来場客を呼んだ受胎告知など、画家としての顔が良く知られています。それ以外にも万能の天才と呼ばれるとおり、絵画の他、建築、土木(都市計画そのもの)、科学に天文学などとにかくどんな分野にも精通していた大天才、今デザインや建築を生業としている世界のクリエイター、アーティストにとっては大大大先輩といった所。ミラノにはダ・ヴィンチの博物館がありますので、機会があったらたっぷり時間をかけて(時間がないと全室に目を通しきれない!時間があっても全ては無理です…)まわってみる事をお勧めします。さて、冒頭に書いた夢の乗り物の考案者はこのダ・ヴィンチ。ここロンバルディア州を渡るアッダ川に、ダ・ヴィンチが設計した舟が今も走っているのです!
さて肝心の舟ですが、Traghetto di Leonardo(レオナルドの渡し舟)と呼ばれ、レッコ県のインベルサーゴ(Imbersago)とベルガモ県のヴィッラ ダ・アッダ(Villa d'Adda )の間に流れるアッダ川を渡るために運行されています。“レオナルドの舟って当時から同じものを使ってるの?危ないじゃん!”ってそんなはずはありません。レオナルドのアイデアをもとに、よりスムーズに運行できるようにアレンジされ現代に蘇らせた舟なのです。原理はしかし、いたって簡単。対岸を結ぶべくピーンと張られた鉄のワイヤーに60㎡の舟がつながれているだけ。原動力は川の緩やかな流れのみで、進行方向に微妙に傾けられた舟を水の力が対岸へ押し出すように進めるのですが、60㎡という舟のこの大きさも流れを受け力に変えるひとつのポイントのようです。よって本当に燃料費はゼロ。それでも人間100人と5台の車を乗せることができるとか!船頭さんもたった一人(おそらく)で、乗客の対応、岸から舟を出発させる重要なワイヤーのひと引き、そして方向を定めるなどの微調整を全てこなしています。

ゆったりと進む船。私達が船着場近くに車を止め、周辺を散策しているわずかな間も、乗客はひっきりなしに訪れこちらレッコ側からベルガモへと渡っていきます。勿論アッダ川を渡る橋もありますし道路も整備されているのですが、思いの他多い利用客。観光客向けも狙って設置された舟なのでしょうが、1ユーロ弱という運賃も手伝いきっと地元の得意客も多いのでしょう。
レオナルドのエコムゼオ・アッダ

このアッダ川周辺はParco Adda Nord(北アッダ公園)とされていて、現在アッダ川周辺都市が連合し、この公園地域で生きる、そしてこの環境生かすためEcomuseo Adda di Leonardo(レオナルドのエコムゼオ・アッダ)と言う名のもとで公園の整備、環境保護や文化的遺産の修復、環境を生かして地域の学童向けの課外教育そして観光にも力を注いでいるようです。レオナルドの渡し舟はこのエコ・ムゼオの中核的存在と言えます。レオナルドファンならずとも、このエコ・ムゼオ周辺都市はそれぞれ歴史的な教会や邸宅などの見所がありますし、ユネスコ世界遺産で日本でも有名というCrespi d'Adda(クレスピ・アッダ)もその名の通りアッダ川沿い。川の長さ分移動距離もあるので、短時間で全部をまわるのは無理ですが、訪れてみる価値は十分あるかと。2008年は1時間20分でインベルサーゴから14kmの見学ツアーも夏のみ企画されていたようなので、そんな機会に恵まれたなら、普通の観光とは違った視点で小さな旅が楽しめるかと。
ところでこの日は対岸に渡ってベルガモまで行く時間がなく、ここまで来たにも関わらず、私達は渡し舟に乗船しませんでした。しかし川沿いの散歩を楽しみ、船着場近くのレストラン兼バールに入りジェラートをテイクアウト。そこでケーキの陳列ケースにレオナルドの渡し舟の模型が飾られているのを目敏く見つけ“写真を撮ってもいいですか?”と聞くと、“どうぞどうぞ!”と笑顔付のいい返事。このお店、店員さんもウェイターさんも大変対応が良くそしてお手洗い(旅人にとっては重要なポイントです)もきれいなので、お勧めですよ。

しかしこの寒いのに外でジェラート!?と思いますがイタリア人、結構寒くても歩きながらジェラート食べてます。私はさすがに…車に戻って暖房つけてからいただきました。ここ北イタリアにもカーニバルとともに新緑がちらほらと見え初め、春はしっかり訪れてくれています。次回は初夏の風を感じながら、ジェラート食べつつベルガモに渡ってみたいものです。
〔参考ページ〕レオナルドの渡し舟に行く前に訪れてみてください。
Ecomuseo Adda di Leonardo
http://www.addadileonardo.it/
Museo Nazionale della Scienza e della Tecnologia "Leonardo da Vinci"
レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館
http://www.museoscienza.org/
Crespi d'Adda http://www.villaggiocrespi.it/(日本語ページあり)
1/01/2009
2008.12 イタリアの現代美術館
イタリアの現代美術館
Mart(Museo di arte moderna e contemporanea di Trento e Rovereto)
クリスマスという一大イベントを、夫の実家があるミラノよりず~っと北、オーストリア国境近くのボルザーノ県で過ごした私達。出発前、プレゼントの用意や長男の遠征用離乳食の準備からはじまり、帰省中は親戚への挨拶回り、食べ過ぎ飲みすぎ…ハプニングとして叔父の入院も重なり、気も使って胃も弱ってと帰路につく頃には心身共にもうヘトヘト。車の窓から見える雪化粧した美しい山々さえ、粉砂糖をたっぷりかけたパンドーロ(クリスマスには必ずお目見えする山の形をしたパン(甘いのでケーキと言うべきか?)。パネットーネというドライフルーツが入ったパンと共に、12月から1月にかけて一人2個以上は消費するんじゃないだろうか?)を連想させグッタリ。
このままローテンションで帰りたくないよね!と叫んだところで、“ロヴェレート出口”という標識が目に入る。早速寄り道決行!
ヨーロッパ最大級の近現代美術館がこんな所に!
「ロヴェレートといえば、有名な美術館があるよ。」という相棒の一言で目的地は決定。とりあえず道はわからないけれど、街の中心を目指す。「で、美術館の建築は既存の建物をいかしながら新しい部分を造りつなげた面白いものなんだよ。設計者はボッタだよ。」またもやマリオ・ボッタのプロジェクトにここで出会う事になるのか。

「あ!レンガのでっかい建物があるよ!あれじゃない?」レンガの建物に滑らかなアーチとくればボッタか…と思って迷い込んだ住宅街の建物はどうやら教会と集合住宅で、美術館とは全く関係なし。「えー、でもきっとこれもボッタが関わったんじゃん?」などと言いながら住宅地を抜けるとすぐに美術館への標識を発見。クリスマス直後、人っ子一人いない巨大美術館前。それだけでも寒い雰囲気なのに、車をパーキングに置いて扉を開けると本当に寒さで肌がピリピリ。長男をマフラーでぐるぐる巻きにして美術館入り口まで小走りで移動する。
2002年12月15日にオープンした巨大な美術館の建物は、ボッタと地元の技術者ジュリオ・アンドレオッリとのコラボレーションによって実現されたそう。透き通った青空を見渡せる、クーポラ状に組まれた天井、その骨組みの影が中央広場にクロスするように広がり、近現代美術館らしさを演出。イタリアで、ここまでピリリと清潔感を感じさせる建物にはなかなかお目にかかれないので、これだけでモヤモヤした気分も新鮮になってきます。

チケットは常設展、企画展共通。黄色いMartシールを洋服にぺたっと貼れば、出入りも自由。チケットと一緒にロヴェレートの市街地図がもらえ、地図にはお得な特典チケットもついています(提携の喫茶店でのコーヒー一杯無料券や、お買い物割引券など)。チケットカウンターの奥にはミュージアムショップが。書籍も充実してなかなか良い品揃え。そこでこんな小物を発見!実用的マルチプルアートって感じ?洗濯バサミがついたハンガー、ヨーロッパでは見かけないものでして(中華街ではたまに売っていますが)お土産に買うと喜ばれたりするアイテム。 しかし…ちょっと高いよね。

同時にこの時は印象派展も別室で開催していたのでそちらも見る。モネにルノアール、ゴッホ、ゴーギャンなど、こちらは静かにゆっくり歴史的画家の作品を鑑賞。まったく別の空間に来た気分になる。「長男君は8ヶ月にしてモネもゴーギャンもみちゃうんだね。私がゴーギャンを初めてみたのは大学の時だよ。印象派展なんて横浜そごう美術館でそれらしき展示を見たのがはじめだったのに。」とぶつぶつ言いながらもう一つの展示室へ。
1900-1950年のイタリア美術近代現代作品がずらりと並ぶMartのコレクション展。ジャコモ・バッラそしてイタリア未来派といったらすぐに頭に浮かぶボッチョーニの実力を感じさせるデッサン。デ・キリコも沢山ある。Martは同じくロヴェレート出身の未来派巨匠デペーロの膨大なコレクションを所有し、2009年1月17日に長らく修復のため閉鎖されていたCasa d'Arte Futurisuta di Depero (デペーロの未来派アートの家) を再オープンするという。 今回のコレクション展もそれにちなんだものと言える。
展示を全て回ったところで時刻は正午を過ぎていた。館内のカフェテリア&レストランでパニーニとシュトゥルーデル(りんごパイのような、この辺りでよく作られているドルチェ)をテイクアウトし、長男のオムツを代えて(Martにはオムツがえベットも病院なみのものが設備されている!)、寄り道リフレッシュは大成功。楽しい気分で帰路につくことができました。
参考ページ
mart
http://www.mart.trento.it/
建築に興味のある方はこのページでプロジェクト詳細のビデオが見られます。
http://www.mart.tn.it/context_video_big.jsp?ID_LINK=509&page=1
デペーロの未来派アートの家詳細
http://www.mart.trento.it/context_mostre_depero.jsp?ID_LINK=318&page=1


