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4/11/2013

E' uscito il 12 aprile a mezzanotte l'attesissimo nuovo romanzo del grande scrittore giapponese Murakami Haruki. Il titolo originale è lungo e piuttosto enigmatico.
In giapponese:
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
In romaij :
SHIKISAI WO MOTANAI TASAKI TSUKURU TO KARE NO JYUNREI NO TOSHI

...tradotto in italiano potrebbe essere circa:
Il Sig.TASAKI TSUKURU che non ha i colori e l'anno del suo pellegrinaggio


ecco di seguito altri libri tradotti di murakami

1Q84. Libro 1 e 2. Aprile-settembre
La fine del mondo e il paese delle meraviglie
Kafka sulla spiaggia
Norwegian Wood. Tokyo Blues (Super ET)
A sud del confine, a ovest del sole
Tutti i figli di Dio danzano
L'uccello che girava le viti del mondo
Dance dance dance
Nel segno della pecora
L'arte di correre
La ragazza dello Sputnik
I salici ciechi e la donna addormentata (Supercoralli)
After dark
Haruki Murakami (INGLESE)
L'elefante scomparso e altri racconti
Underground. Racconto a più voci dell'attentato alla metropolitana di Tokyo

陶絵付け〜pittura su porcellana〜porcelain painting

今回展示に出したマグは、陶絵付け(ポーセリンペインティング)の
上絵付けの手法を使った作品。「mirroさんたちは陶芸もするんですね!」と
言われてしまう事が多い事に気付いたので、少し説明いたします。

陶絵付け(陶器に絵を描く事ですね。)には、大きくわけて上絵付けと
下絵付けという手法がある。
細かく知りたい場合はそれぞれウィキペディアなどで見てしまえば
わかるので、とっても簡単に書くと…

上絵付けは、お店に打っているつるつるピカピカした食器(陶器、白磁)
に、オイルで溶いた専用の絵の具で絵を描いて、高温の炉で焼成するもの。

下絵付けは、店頭に並ぶ前のざらざらした器の素地(素焼き、粘土で形を
つくって焼いた状態のもの)に、やはり専用の絵の具で絵を描いて、
書いた上に釉薬(透明のガラスの液体と言ったらわかりやすい?上薬(うわぐすり)
釉(ゆう)とも言います)をかけて、上絵付けよりもさらに高温の炉で焼成するもの。

上絵付けの絵の具にはガラス質が含まれているので、
オイルでそれをすでにガラスがかかっている陶器の上に定着させて
750~850℃程度の温度で焼きます。
色や状態によって適温が違ったりするので、窯担当の人の腕に
仕上がりがかかってくることも。

下絵付けは日本だと「染め付け」って言うとわかりやすいかも。
青いきれいな陶器でどこのご家庭にもいくつかはあるかと。
主に呉須(ごす)という絵の具(下絵の具)を使うので、
色に限りがあるけれど、スタンダードな青にも幅があるしさわやかで素敵。
鬼板呉須というのを使うと赤茶、黒色っぽい鉄絵に。これも力強くてかっこいい。
釉薬の色も何色かあり、それによって風合いを変える事が出来るので
「皿を作ったぞ〜」「陶器を焼き上げたぞ〜」という達成感は上絵付けより
断然強いかも。
ちなみに焼く温度は1200~1300℃ 。絵から入る人よりも、陶芸を勉強してから
さらに深めたいと思って下絵付けも学ぶと言う人が多いのでは?

白いマグカップに上絵付けを施したのが今回の作品。
ということで、今回のマグは上絵付けで作りました!
ミラノで絵付け作品を焼いてくれる窯(炉)はないか…と
探した所、今まで知らなかったけど比較的近所にある
cerartというお店件教室を発見。作品を持って行けば焼いてくれるそうだけど
無難な750℃焼成…。
この温度だと目指すピカピカ陶器にならない事があるので
更にさがして、baroni に。ここでは主に800℃以上の(820℃程と言っていたと思う)
焼成温度で、ホビー感覚ではなく大量受注で職人さんが素晴らしい器を
ガンガン描いて焼いている。
材料も何もかも感覚が違うイタリアで、なんとかここまでこぎつけたのは
この baroniさんのおかげです。これからもこちらに作品の焼成をお願いしに
行きたいと思ってます。そのためにはまた描かなければ…。